お父さんのポケットマネーと全世界株式の時価総額

おこづかいでつみたて投資をしている。
おこづかいというのは、家計から出てくるいわゆるお父さんが自由に使える心ばかりのお金のこと。コツコツと貯めてきたこともあり、少しはまとまった額になってきた。銀行に貯金していても増えることがない時代。ちょっとでも増やしていきたいというこれまたささやかな取り組みである。

家計とは別なので、今回は少額投資(年間40万円以内まで)に適した「つみたてNISA」の枠を使うことに。最初に考えたポートフォリオは、信託報酬が低いことで前々から気になっていた三菱UFJ国際投信のeMaxis slimシリーズを使ったもの。

eMaxis slim バランス(8資産均等型)(25%)
eMaxis slim 先進国株インデックス(25%)
+現金で貯金(50%)

8つの資産に均等配分するバランス型ファンドで守りながらも、アメリカを中心とした先進国株式の比率をあげて、そこそこのリターンに期待するカタチである。それぞれに毎日300円ずつ積立設定をして2ヶ月ほどを過ごしていた。

ところが最近になって、次のような構成に切り替えてみた。

eMaxis slim 全世界株式(オールカントリー)(50%)
+現金で貯金(50%)

「おこづかい程度の少額運用であること。その上で運用資金の半分は現金で確保しておく」という保守的な計画なのだから、つみたてNISA枠については株式100%の攻めのスタンスでもいいのではないか?と思い至った。

毎日数百円といえど、最長20年間ともなると何百万円とそれなりの積み立て額になるのだから、最初のファンド選びはしっかり考えたい。複利の効果を考えるとあまり頻繁にファンドを乗り換えるのは得策ではない。

さて、お父さんの期待を一身に背負ってくれているeMaxis slim 全世界株式(オールカントリー)という銘柄にはそれだけの期待値があると思っている。その名のとおり、これは世界の株式(日本国内株、先進国株、新興国株)が投資対象。バランス(8資産均等型)のように安定性が魅力の債券などには分散しないスタンスである。そのため、リーマンショック級の世界恐慌が起こるとおよそ50〜60%程度の損失が見込まれる。これが昔から「株式だけへの投資はリスクが高い」といわれる所以らしいのだが、その代わり、上がったり下がったりしながらも「成長し続ける(であろう)世界中の経済」に期待しようというわけだ。

いずれにしても、先進国が世界経済をこれから先も牽引していくのか、あるいは新興国が興隆してくるのか。長い目で見て、世界の経済状況に柔軟に対応してくれそうなオールマイティな銘柄だと思う。

しばらくはeMaxis slim 全世界株式(オールカントリー)の一本だけで様子を見ていきたいと思っている。つみたてNISA枠いっぱいに。

ちなみに、一年くらい積み立ててきた当初の2銘柄(eMaxis slim バランス(8資産均等型)とeMaxis slim 先進国株インデックス)は一旦保有したままにしている。

日本のお父さんがポケットマネーで世界市場に投資をして、スマートフォンで全世界株式の時価総額をチェックしている。なんともシュールな絵でしかないのだが、小さな資産をコツコツ育てるという楽しみ。かなり長い時間とのつきあいになりそうだけど、のんびり投資に取り組んでいきたいと思う。

つみたてNISAについてあまり理解がなかったため、今回は一冊の本を読んだ。NISAに限らずインデックス投資の考え方について、著者が自身の経験を元に書いてくれている。一般人に近い感覚のため非常にイメージしやすく、とても参考になる内容だ。

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