キャッシュレスとカードレス

暮らしの中から着実に現金を使う機会がなくなりつつある。

そんな時代の流れを実感する中、クレジットカードのことを考えてみた。

僕はこれまでクレジットカードはデザインも大事な要素と考えて選んでいた。中でもJCBオリジナルシリーズのゴールドカードはコンセプトも表現もかなりイケてるデザインだと思っている。日本のブランドであることを枯山水の模様に擬え、高級感と奥ゆかしさを見事に表現しているのだ。

初年度無料ということで少しの間お世話になった時期がある。使うたびにそのデザインカードからは満足感を得られたものだったが、僕のライフスタイルではいまいちゴールドの優待を使いこなすことができず、年会費が発生する1年を待たずして解約に至ってしまった。

昨今、支払い時にカードを出すシーンも減ってきた。自分が今持っているカードも見ることが減ってきた。スマホ決済が便利なのである。

スマホの中にあるカードのデザインなんて自分も含めて誰も気にしなくなるのだろうか。
カードの機能と同じくらいデザインを気に入って使っている僕のような人間からすれば、それはなんかつまらないことのように思えてさみしくもある。

こうなってくると、少なくともゴールドカードのようなクレジットカードにある種のステータスを求めて所持していることはあまり意味のないものになってきそうだ。そもそもステータスを人間性という意味で捉えるなら、それは形には見えにくい内面性に宿るものではないか。だとすればこうした流れは必然であるとも言える。

付け加えておくと、僕がJCBゴールドを持っていたのは、ステータスではなくデザインが気に入っていただけである。けっしてゴールドカードでかっこつけたかったわけではないのです。くれぐれも念のため。

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