テレワークに取り組む会社が多くなり、運動不足や食べ過ぎになっている人が増えているらしい。僕は逆に仕事の合間にストレッチをしたり筋トレをしたりすることが人目を気にせずできるようになったので、少し体重は落ち、お腹まわりが引き締まってきました。もっとも、自宅で仕事をすることはそれはそれで難しい面もあるのですが。
さて、以前にオムロンの体重体組成計(たいじゅうたいそせいけい)HBF-255Tを買い、かれこれ3年近く活用しています。これと合わせて、スマートフォンにオムロンのアプリを入れることで、体重をはじめとした体の状態の推移がまとめて管理できるようになりました。
体重体組成計とは何か。その機能を向上させるオムロンのスマートフォンアプリでできることについて。
オムロンといえば、京都が本社の電子機器メーカー。体温計や血圧計など、家庭用のヘルスケア器具で、みんなの暮らしに身近な会社というイメージがあります。
この体重体組成計で測定できる項目は以下の7つ。
・体重
・体脂肪率
・内臓脂肪レベル
・骨格筋率
・体年齢
・基礎代謝
・BMI
体重計が重さを測る道具なのに対して、体重体組成計は同じようにただ乗るだけで、体重以外にも様々なカラダの情報を取り出してくれます。一家に一台置くなら、体重計より体重体組成計のほうが、同じだけのスペースを取る分、値打ちがあるのではないでしょうか。
色はいくつかバリエーションがあったと思いますが、軽やかで健康的な印象を受ける白を選びました。
オムロンの体重体組成計には4人までの個人を登録できます。一度設定をすれば、次回以降、体重体組成計に乗った人が誰なのかを自動で判別して、毎回の記録を保存してくれるという親切設計です。
特筆すべきは、乗るだけというところ。わざわざしゃがみ込んでスイッチを入れる必要はありません。洗面所のオープンな場所に出しておけば、まだ習慣になっていない段階でも、ふと目に入ったときに乗って測れるので面倒さが格段に低くなります。
ちなみに、4人目以降の人が測りたい場合は、ゲストモードになります。この場合、測定した各項目はその場で表示してくれますが、記録を残すことはできません。
また、体重計と違う点として、裸足で乗ることが条件となります。足の裏から様々な情報を測定するため、靴下を履いてたりすると正しい結果を得ることができません。これはなんとも腑に落ちる理由。
体重体組成計に乗ったあと、本体の液晶画面に各項目の数値が次々に表示されます。昔だとこれをノートに記録していたことでしょう。しかし、スマートフォンがあれば記録するのも簡単です。
スマートフォンにインストールしたオムロンアプリを立ち上げると、さきほど測定した各項目の数値データが同期されます。測定した数値の推移が折れ線グラフで表示されるので、継続的に取り組むモチベーションにつながります。
体重は、読んで字の如し、体の重さ。しかし、内臓脂肪レベルや骨格筋率など、聞き慣れない項目があります。オムロン独自にレベル化した項目などもあり、以下の公式ページで詳しく知ることができます。
https://www.healthcare.omron.co.jp/product/hbf/guide/02.html
個人的には体重や体脂肪率などが関心ごとなのですが、体年齢という項目は実年齢との比較がおもしろい。僕は5歳も年老いていることになっています。
毎朝、体重体組成計に乗る。スマートフォンのアプリを起動する。数値がアプリに蓄積される。
物事を継続するには簡単さと習慣化が大切です。こうした仕組みを用意すると、毎日少しずつ変化していく体の様子をみながら、運動しようか?ご飯を減らしてみようか?と、暮らしのあり方を考えるきっかけになります。
体と向き合うひとつの動機付けとして、人生100年時代の健康というテーマに有用な価値を与えてくれそうです。