Apple One

先日、Apple Oneというサービスに登録をした。Appleが提供する4つのサービスを毎月1,100円で利用できる。4つそれぞれを単独で契約するよりもApple Oneでまとめたほうが安くなるというサブスクリプションサービスだ。日本における4つのサービスとは。

Apple Music

単独契約では月々980円。7,000万曲が聴き放題になる音楽配信サービスだ。

これがじつに重宝している。仕事中は音楽がないと始まらないのだが毎日新しい曲を楽しめるのは価値がある。こちらの好みの傾向を分析して新しい音楽を提案してくれるので、今日は何を聞こうかと探すことに時間を取られなくて済む。アーティストや音楽家が苦心して生み出した作品を低価格で消費することには多少の申し訳なさもあるのだが、そうした出会いも何かのご縁ではないかと自分に言い聞かせて楽しんでいる。

iCloud

Appleが提供するクラウドストレージサービス。Apple Oneにセットされている最小の50GBプランを単独契約すると月々130円。

たとえば、iPhoneのカメラも画質がよくなり、撮った写真の容量は大きくなるいっぽうである。iPhone本体のストレージだけでは心許ないということで最小プランを利用している。写真だけでなくiPhone全体のバックアップも毎日iCloudストレージ内に上書きされるので、機種変更のときなどは移行手続きがとても楽だった。


上記2つを単独で契約していた僕の月々の支払いは1,110円だったが、Apple Oneを利用すると1,100円なのでこれだけでお得になる。Apple MusicもしくはiCloudのどちらかをやめたいと思った場合でも、簡単に単品契約に戻すこともできる。Apple Oneを契約すると、以下の2つのサービスもついてくる。


Apple TV+

Appleオリジナルの映画やドラマ、ドキュメンタリー作品が見放題になるサービス。単独契約では月々600円。

Apple Oneの契約を機にはじめて観てみたところ、なかなか楽しめた。「ホーム」というドキュメンタリー作品の第一話なのだが、スウェーデンに暮らすある家族が建てた家の紹介をしている。家という枠を超えて、自然環境と居住空間の関係を考え直す視点がおもしろい。日本でもお宅訪問といった類のテレビ番組はいくつかあるが、これは規模や発想がちょっと違い楽しめた。

ドラマは一度見始めるとやめられなくなる体質のため、まだチャレンジしていない。ちょっと古いが「24」のときはかなり辛い思いをした。もちろんどハマりして寝不足になるという意味だ。Apple TVのドラマシリーズも予告編をみる限りではおもしろそうな匂いが立ち込めている。折を見て挑戦したい。

Apple Arcade

広告なし、追加課金なし。Apple Arcadeにしかないゲームタイトルが遊び放題になるサービス。単独契約では月々600円。

こちらはまだ遊んだことがない。理由はやはりハマるからである。一応、ラインアップを眺めてみたところ、国産タイトルもちらほらあり、またシミュレーション系、育成系も充実している。スマホで遊ぶなら複雑な操作のものより、戦略系や思考系がいいと思っている。なんにしても、スマホのゲームコンテンツは個人的には禁断の扉である。できれば開けたくないのだが、世間のトレンドを知る意味でひとつふたつは試してみたいとも思っている。

以上、4つのサービスが日本版Apple Oneのパッケージ内容である。4つ全てを単独契約している場合はApple Oneの利用で半額以下になる。僕のように4つ全てのサービスを使わなくても月々の支払いが下がるケースもある。

使わないサービスがあっても料金が一定のサブスクリプションだが、支払いも一度に引き落とされるのがスッキリしていい。

ネーミングセンス

企業そのものを体現するような大きな取り組みは堂々としているほうがいいように思う。企業側も自信を持っていて力を入れていることがわかるし、消費者はその姿勢に信頼感を得るのではないか。ハードウェアが多くの消費者に行き届いてきた今、各社がソフトウェアの開発と普及にシフトしていくなかで、「Appleが独自運営するコンテンツをひとつにした」という意味でApple One。ソフトウェア事業としてなんとも堂々としたネーミングである。

ハードウェアのように実体がないコンテンツにあって、なにか宇宙的な雰囲気さえ漂っている。シンプルだが上手いネーミングだと思った。


この記事は、僕が利用している日本版、個人プランの月々契約に基づく。ファミリープランや年間契約ではよりお得になる場合もあるようだ。

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