テレビがある日常を見直した
家にはテレビが2台あるけど、1台を片付けました。観たい番組が減ってきたことが一番の理由。あとは、意味もなくつけている騒々しさがストレスに感じていることに気付き、これからは観たい番組だけ観るようにして、できるだけ静かな環境でやるべきことに集中できる家にしたいと考えました。
とはいえ、子供の頃から家にあって当たり前と疑わなかったテレビ。もしかするとやっぱり必要と思うかもしれないので一旦は処分せずに片付けるという手段をとりました。
映画やサッカー中継は思いきり楽しみたい
毎週のお楽しみはダゾーンでサッカーを観ること。たまに映画や海外ドラマも観ることも。これらはテレビ放送ではなくネット配信のコンテンツなのだから、映し出すための装置はテレビである必要はありません。テレビをやめてみるという考えの背景には、映画やサッカーをテレビよりも大きな画面で楽しめないかという思惑もあったのです。
プロジェクターの可能性
100インチくらいの大画面テレビを買うことは価格も置き場所も大きな問題になります。そこでプロジェクターという選択肢。部屋の壁いっぱいに映すことができればなんて贅沢なことでしょう。
Anker Nebula Capsule II

以前から目をつけていたプロジェクターは「Anker Nebula Capsule II」。比較的お手頃価格でありながら、美しい映像、かつコンパクトなプロジェクターとして話題になっていました。貯まりに貯まった楽天ポイントを使って買いました。
デザイン
会議室などでみかけるプロジェクターと比べるとずいぶんとコンパクト。500mlのアルミ缶より小さく、360°の円柱スピーカーから成る佇まいは端正です。テレビを置いたときの占有面積と比べると雲泥の差。
操作
専用リモコンか、専用アプリで主な操作を行います。プロジェクター本体の天面にも音量などのボタンがあるが、僕はスマホのアプリで操作しています。
入力
Android TVが搭載されているので、ログインすればダゾーンをはじめYouTubeやAmazon primeなど契約している各種サービスにアクセスできます。
もう一つの方法はHDMIケーブルによる有線接続。iPhoneやパソコン、ビデオカメラを有線でつなげば、その画面に映っているものが投影されます。電波も安定する気がするので僕はiPhoneをつないで観ることが多いです。
出力
ロールスクリーンは持っていないけど、白い壁ならじゅうぶん綺麗に映ります。プロジェクターを壁から3メートルほど離して投影すると大体100インチくらいになります。少し画質はボヤけるが、観るほうも少し離れて観ることになるので意外と画質の劣化は気になりません。
あとプロジェクターといわれて忘れていましたがAnker Nebula Capsule IIはスピーカーの音質もいい。音楽を聴くだけのBluetoothスピーカーとしてもありだと思います。
特徴
持ち運びできることは大きな特徴。満充電なら電源ケーブルを抜いても2.5時間くらいは使えます。いつもと違う部屋で観たい時や、電源が確保できない屋外で使うこともできます。モバイルバッテリーを得意とするAnkerらしいプロジェクター。
他にも、自動ピント調整や台形補正などもついています。気軽に使えるというのがコンセプトとして貫かれています。
いろんな場所でいろんなコンテンツを映してみました



いろんな場所で好みのコンテンツを楽しめるのはモバイルプロジェクターならでは。部屋の壁いっぱいにスポーツや映画、癒しの映像を楽しむ。気軽にシアター気分を味わえるお手軽プロジェクター。テレビを観ないときはこれでいい。