柴犬の律儀

少し前に柴犬の難儀なところを2つ書きました。難儀というか、犬としては言われてもしょうがないことですけど。

今回は柴犬の名誉のため、いいところ、律儀なところを3つまとめます。

無駄吠えしない


柴犬は日本犬で、頑固とか辛抱強いとかいわれます。待てと言われたらちゃんと待てますし、教えたことはしっかり守ろうとします。そしてなにより感心するのは滅多に吠えないことです。ある日、庭に出たいというから出してあげたあと、僕が網戸を閉めてうっかり昼寝してしまったんですけども、起きるまで庭でこっち向いてお座りして待っていました。小一時間。寝ているこっちも悪いんですけど、部屋に入りたければ吠えて起こしてくれたらいいのに。やっぱり辛抱強いのかなあと思います。散歩のときに初めて会う犬にも吠えません。どんなに威嚇されても堂々としたものです。
けれども、ここぞというときはめっちゃいい声で吠えます。腹に力を込めて。知らない人が家に来たときとかですね。ナワバリに入って来られるとけっこう本気で吠えて存在を主張しています。たまに尻尾を振っている時があるのでそれはそれで気になりますけども。
つまり、普段はかなり静かということです。

ベタベタしない


これも頑固な日本犬らしいのですが、飼い主にすらあまり甘えません。別に触れ合いがなくても平気なようで、同じ部屋にいれば安心していますし、一人を満喫しています。自立心旺盛ということなのか、単に面倒なのか。どう考えているのか知りませんけどたまにボールを咥えて寄ってきて遊べというくらいです。
でもそういえば、散歩のときによその犬を撫でさせてもらったりして仲良くしていると、間に入ってきて引き離そうとします。やきもち焼きな面もあるかもしれません。逆ツンデレですね。
つまり、かまってちゃんではないということです。

いい格好しない


可愛らしいフリフリを着たトイプードルとか、スポーティなものを見事に着こなしているフレブルとかいいですよね。洋犬というだけあって洋犬には洋服がよく似合います。
じゃあ和犬には和服が似合うかというと、個人的にはそうは思えなくて。着物とかはっぴとか。なんとも形容し難い、開催日を間違えたお祭り感というか。シュールさが勝ってしまう。
結局のところ裸一貫が一番しっくりきます。いい格好しない、できないところが、茶室の花びらのような侘び寂びというか、無の境地というか。裸一貫の潔(いさぎよ)さが美しいのです。
つまり、衣服代がかからないということです。

難儀なところを2つ書いたので、律儀なところを3つ書いてカバーしておきます。

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