iPad mini6と併用している紙の手帳「PLOTTER M5」

iPad mini6のような小さいタブレットでも取り出すのが憚(はばか)られる場面というのがあります。

私は不自由なく、むしろ便利にタブレットを使っているのですが、これまで紙でやってきたことをデジタル機器に置き換えることに難色を示す方々が一定数おられます。仕事で打ち合わせをしていたりすると空気で感じるものです。

議事録や報告書は手書きじゃないとダメといった役所だったか教育現場だったかもありましたね。伝統的なものだとしたら、デジタルに怪訝な顔をされるのは年配の方に多い傾向でしょうか。

そんな人生の諸先輩方の気持ちもわからないわけではありません。自分たちのやり方以外の手段をとっている人に、わからない、ついてけない、つまんないっ!という感情がわくのかもしれません。

なんであれ、iPadなどのデジタル機器を持ち込むことに抵抗を感じる場面では、紙の手帳が無難です。みんなが安堵して、いいコミュニケーション、いい仕事につながる可能性が高まります。デジタルでスマートに仕事をこなしている人はカッコよく見えますよね。でもここは少し大人になりましょう。憧れるのはやめましょう。

PLOTTERの最小サイズ手帳「M5」

奥ゆかしき古風な現場で私が使っているのが「PLOTTER M5」という手帳です。(現場の伝統をディスっているわけではありません。TPOをわきまえないといけない場面はあります)

PLOTTERというブランドの手帳で最小サイズのものがM5です。リングの数でサイズが異なる手帳の世界。5穴リングは小さい部類となります。片手で持てて、シャツの胸ポケットにも収まるコンパクトさです。小さい佇まいなので、書くときはその分こじんまりしますが、iPad mini6同様、持ち運びのしやすさ、取り回しのしやすさを優先して選びました。Small is justiceです。

一枚革なのでページが全開する

一枚の革をリング部分を兼ねた金属の支柱一本をかませて仕上げています。堅そうな革のイメージですが、ページのリフィルをはさんでも机に置いたら全開します。手で押さえなくていいので小さくても書きやすいです。覗き見されたら困るページは気をつけないといけないです。はずかしいくらい全開しますので丸見えです。

革の種類が選べる

ブライドルやプエブロなど、革の種類から選べます。カラー展開も複数あるので選ぶ楽しみがあります。プエブロの支柱はゴールド。ブライドルの支柱はシルバー。私は支柱はシルバーが好みだったのですが、革のちょっとしたざらざら感が好きなのでプエブロを選びました。

この金属の部分を支柱と呼んでいていいのか、気になったので調べてみました。オリジナルバックプレートというそうです。ダサい言い方をしてしまい失礼しました。

リフィルが豊富でカスタマイズに沼る

リング部分に挟み込むリフィルはメモ帳だけではありません。機能性リフィルも別売で充実しています。ここにも沼がありました。お気をつけください。

私が最初に買い揃えたのは左から

  • バンドリフター(留めバンド)
  • リフィルのメモ帳(2ミリ方眼)
  • 本革カードケース(名刺入れ)
  • 本革ペンホルダーリフター(ペン差し)

自分の使い方に合わせてカスタマイズできます。楽しくてついついモリモリしてしまいました。

ペンホルダーにあうペンは?

ペンホルダーの内径は10mmとなっています。直径10mmまでのペンならぴったり合うと思います。私は無難に手帳用の細く短いゼブラのシャーペンを指しています。スカスカですがペンのクリップで留めてあり、抜き差しがノンストレスです。でも、この手帳にぴったり合うシャーペン探しもしてみたいです。いやかなり楽しい。

アナログとデジタルの併用はデキる大人のお作法

iPadを使うのに気を使う場面では、紙の手帳を使えばグッドです。結局、あとでiPadにまとめなおすのですが。

紙の手帳にメモをしながら打ち合わせなどしていると、ちょっと信用度がアップする気がします。完全な思い込みであり、自己満足なのですが、なんというかデキる人といった安心感みたいなものが相手にも伝わるのではないかと思っています。気のせいでしょうか。

もちろん、とったメモを活かしていい仕事につなげるのが目的ではありますが、PLOTTERの手帳はおしゃれでリフィルのオレンジがよく目立つので話のネタにもなったりします。M5サイズかわいいですよ。


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