犬の鑑札デザインは地域ごとに個性的

厚生労働省が定める「狂犬病予防法」に基づき、生後91日以上の犬を飼い始めた場合には、住んでいる市区町村に登録をしないといけない。登録した証拠として保健所の窓口で交付(または郵送)されるのが犬の鑑札と注射済票です。

これを首輪に付けておくことで、万が一、犬が迷子などになった際、飼い主への連絡手段として機能するそうです。この仕組みは意外と知られていないらしい。

僕はマンション住まいのため、管理組合に提出書類を出す際に知りました。犬を飼ったら忘れずに住んでいる役所で登録しないといけません。

忙しくて役所に行けない人は厚生労働省のサイトから申請用紙をダウンロードして記入します。必要書類と一緒に郵送でも手続き可能。だいたいどこの市区町村でも郵送による手続きは可能なようです。

ということで、わが家もさっそく郵送で申し込みました。後日、役所から手数料の振込用紙が届きました。鑑札3,000円、注射済票550円でした。振込後、1週間ほどで犬の鑑札と注射済票が届きました。さっそく首輪につけてみました。

神戸市の犬の鑑札は、波止場でボーダーシャツを着た洋犬が風を感じているようなデザイン。また、注射済票のほうはシンプルと思いきや、裏面はこんな感じ(下の写真)になっていました。

どちらもご当地感があってかわいい。


これらのデザインをした人のコメントが神戸市のサイトに載っていました。

さらに他の各地域のデザインが気になったので検索してみたところ、厚生労働省のホームページに全国の一覧が出ていました。プラスチック素材やポリエステル素材のリボンタイプなどもあるようです。

ちなみに、関西の政令指定都市はこんな感じ。

犬が身につけるもの(リードやウェア)は飼い主のこだわりも強く出るので、このようにデザイン性があるものだと身につけてもらいやすくなりそうです。

というわけで、マンションにも、行政にも、登録が完了しました。鑑札をつけていることで、万が一、行方不明になった場合でも、保健所などで保護されると、登録住所に連絡が来るようになります。


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